2月5日は家系図作成体験を開催。
この講座の構成は、
午前中は、家系図をどのように作っていくのかを体験し、
午後は、家系とは何かという座学、
そして、最後に多世代の中にある負の連鎖を紐解くワーク、多世代探求コンステレーションを行う。
盛りだくさんの1日で、私の頭の中は1日フル回転。
だけど、とても充実している。
家系図に広がりと深さを与える
家系図作成という作業は、思った以上に沢山の情報と感情に触れる。
私は、参加してくださっている方々が、
家系とは何か、
家族とは何かを
昭和初期の歴史と共に学びながら、
今まで、知ることさえなかった先祖に思いを馳せ、
紙面上の家系図に広がりと深さが生まれるそのプロセスを見ているのが好きなのだ。
そして、本日の参加してくださった方7名のうち、
3名の先祖が満州にいた経験を持っていたということ。
その方たちが同じ日に受講することも偶然じゃないのかもしれない。
家系から流れてくる見えない力、
今を生きる自分という存在、命の尊さ。
この1日体験講座は、多角的に家系を学ぶことで、想像以上の気づきが得られる内容だと自負している。
戦国時代の古文書
今日は、心の学びを一緒にしてきたカウンセラーの先輩方3名も参加してくれて、(菊池 かおりちゃん、辻元 晶子あこちゃん、みうら 雪絵ちゃん、ありがとう)
その一人の方が、
家にあった古文書も持ってきてくれた。
桐の箱に入っていたいくつかの文書を開いてみたら、
目に飛び込んできた天文19年(1550年)の文字。
戦国時代だ!!!
そして、もう一つは
天正十年(1582年)、
これって本能寺の変があった年!??

触るのも申し訳ないくらい貴重な文章。
家に帰って、歴史好きな娘に、写真を見せたら、
「博物館に保管した方がいいよ!!」と興奮してた。
持ってきた本人は、あっけらかんとしていたけれど、
約475年前の用紙、墨、筆で書かれた文字、令和という時代に戦国時代の人物が触れたものが目の前にある不思議。
こんな貴重な資料に触れることできたことも、とても幸せな体験だった。
家系のもつれを紐解くコンステレーション
そして、最後に行った多世代探求コンステレーション。
無意識下にいる家族のカタチを外在化させ、そこにあるもつれを紐解いていく家族療法に用いられる手法の一つ。
本日は、7名全員参加の中、母親との関係にあった感情に、新しい視点が生まれ、つながりと和解を感じる温かなワークとなった。
家系図作成も、コンステレーションも、
いろんな国や住んでいた町の名前がでてくると、
実際にそこへ行っているわけではないけれど、
時も場所も一瞬にして、私たちの意識をそこへと連れて行ってくれる。
一人ひとりが持つ遺伝子レベルの歴史、
それを知るたびに、
その人の奥にある素質が鮮明に浮かび上がってくるのを感じる。
家系図一日体験、今後の予定
家系図1日体験は、書く、学ぶ、体験する、
興味のある方は、ぜひ1日体験ご参加ください。
【今後の体験講座予定】
4月9日(水)
5月24日(土)
10時~18時30分
(会場は品川)

