太平洋戦争によって志半ばで散った戦没画学生達の作品や、画材、戦地から家族に向けた手紙などが展示されている「戦没画学生慰霊美術館 無言館」。
窪島誠一郎氏が作品を自ら集め、館主となって1997年の開館。
2024年6月には、共同館主にエッセイストの内田也哉子さんを迎えている。
館内の壁には、この無言館への寄付に協力してくださった方々の名前が刻まれ、その中には黒柳徹子さんの名前もあった。
沖縄、フィリピンレイテ、ルソン、ビルマ、中国など、様々な戦地でどのように亡くなったかが書かれているプレート。
彼らの年齢はほとんどが20代前半。
芸術への情熱も志もあった。
それだけではどうにもならない時代があった。
無言館という響きに惹かれ、
「ここに行きたい」と誘ったのは私だけれど、
姪っ子と娘は食い入るように作品を見つめ、手紙を読み、何かを感じていたようだった。
※館内は撮影禁止の為、下記の写真は無言館WEB頁からお借りしています。

【施設情報】
戦没画学生慰霊美術館 無言館
〒386-1213
長野県上田市古安曽字山王山3462
山王山公園内
開館時間:9時~17時
※最終入館は閉館30分前まで
休館日:火曜日